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真咲の視点「過信の中のネット社会」 [ジャーナル]

報道によると、2007年5月27日午前、全日空の国内線コンピューターシステムに障害が発生し、全国の空港などで予約や発券、搭乗手続きがしにくくなった。国内線計130便が欠航、計306便が最大4時間50分遅れ、約6万9000人に影響した。システムを共用するスカイネットアジア航空など他の3社にも遅れが生じた。 システム自体は午後3時半に復旧し午後6時に運航を再開したが、28日も午後1時までの計10便に欠航。東京都大田区にあるホストコンピューターに古いデータが滞留し、全体の動きが極めて遅くなっており、データを削除したところ復旧した・・・・

公共交通機関のコンピュータートラブル、IP電話等のトラブルとネット通信技術は広がりを見せているものの、実態は危険との背中合わせの感じがしてならないのです。電話で言うと、銅線からネットへの変更で、もしもの時の対策の為に「銅線」、いわゆる実線を通じたバックアップは本当に不要なのかと心配になるのです。

効率化と経費軽減に関しては必要不可欠のものですが、公共性を考えれば、国も通信会社もバックアップは国策的にも残すべきではないかと私は個人的に思います。全日空のトラブルもコンピューターなしでは予約の処理から運航に関する総ての情報が得られなくなるというシステムには、やはり不備があると言わざるを得ないわけで、リスクに備えて、最低でも人海戦術で運航を行う、古い形の搭乗手続きの方式を何らかのアイディアを駆使して、問題が発生しても最小限の被害で済ませる対策を取る事が、航空会社にとっても必要ではないかと私は思うのです。

100%コンピューターシステム頼みはではなく、ハイテクとローテクを混在させた安定供給できるシステムこそが公共機関の目指すべき役目ではないかと思うのです。それにはベテランのグランドスタッフや旅客管理者から様々なベテランの人的能力が切り捨てられる事なく、受け継がれてこなければならないと思うのです。

結局はコンピューターシステムのミスも人的なものが多く、人間はミスを犯すものと言う認識と、人間の常識では判断できないコンピューターと言う機械の未知なる闇がある事を念頭に、それをまたバックアップするのも人間であり、エンジニアが対策を考えている間、現場では現場の知恵と何らかのスタイルで搭乗者の名簿が入手できるヒューマンバックアップ体制の構築こそ必要不可欠だと私は、今回の問題をニュースで見ながら思ったのでした。

今回の事故は公共交通機関の事故としては大きな事故だと認識します!昨今、経営的には日本航空より、優位に立ったと言われる全日空も、ひとつ間違えれば顧客の信頼を無くす悪循環に落ち込む危険性をはらんでいると言う現実がここにあるのです。


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